羊毛フェルト　テントウムシの作り方

羊毛フェルトのきのこに引き続き、今回はテントウムシの作り方！頑張るぞ～(>_<)

これもいろんな色で作ったらかわいいよねぇ♪ちょっとリアル系？に作るのが私の好み(笑)これも例によって画像のテントウムシは小さいので、この画像より大きめに作っていただくと作りやすいと思います☆

<テントウムシ（赤）の材料・道具>

・フェルティングニードル

・赤羊毛

・黒羊毛

・白羊毛（ごく少量）

・マットもしくはタオル等の代用品

・指カバー

・裁縫の針と黒糸（ほんの少し）

・足を作る場合、黒のレース糸

＜テントウムシの作り方＞

まず赤の羊毛を取り分けてほぐします。必要な量は、取り分けた羊毛を手でぎゅううううっと押し固めてみたのが大体の出来あがりサイズと思って頂ければ良いと思います。結構な量が必要だと思います。

ほぐした羊毛をくるくるときつく丸めるか手でお団子を作るようにコロコロして、可能な限り固めておきます。ふわふわ状態ではとても刺しにくく時間がかかります。このあたりはきのこと同じなのでそちらもご参考下さい。

手で固めた羊毛を針で上からチクチクしていきます。なるべく半球を保つように中央へまとめるようにチクチクします。ただし、針がたわんだりするような刺し方はNGですよ！細針だったら簡単に折れちゃいます。

下のマットと同化しないよう時々ぺりっとはがしながらチクチクしてくださいね！

だいたい羊毛がまとまってちゃんと掴める固さになったら、さらに形を整えて行きます。浅くツンツンとつつくような感じで理想の半球になるよう調整をします。サイドをぐるりとつつけば中央が立ち上がったカンジになり、中心を上からつつけば扁平になっていきます。

表面が整ったら裏返し、裏もだいたい平らになるようチクチクします。羊毛が足りなかった場合はほぐした羊毛を足りない部分に追加してチクチクします。サイズが小さすぎた場合はほぐした羊毛で全体をぐるぐる巻いてチクチクします。

理想のテントウムシの形になるよう整えられたら顔にとりかかります。

黒の羊毛をほぐし、最初と同じようにまずは手で固めます。その後、ぎゅっと押さえながらチクチクして顔の形に固めて行きます

顔部分もだいたい半球をイメージしてチクチクすると良いですが、小さくてやりにくい場合はフェルトボールでもかまいません。黒のフェルトボールを作る要領で作成しましょう♪この時できるだけ接着面となる部分は刺さずにふわふわでおいておきます。

頭がある程度ちゃんと固まるまでチクチクできたら体とくっつけます。危ないのでなるべく指カバーしてくださいね！頭のふわふわで残していた接着面を、体にぎゅううっと強く押し付け、その状態で頭から体へ向かってひと刺しひと刺し丁寧に深めに刺しつけて行きます。ぐるりと外周を刺しつけたら頭の真ん中部分もきちんと刺しつけましょう☆黒のふわふわ部分がなくなるまできちんと入れ込み、頭と体が安定して接着できたらOKです。

ちょっと頭が大きいなと感じたので修正。私の場合は頭をカッチカチに固めてしまっているので、これ以上チクチクして小さくするのが難しいために、赤の羊毛を足して修正します。まだチクチクで小さくできそうな場合はチクチクで修正しましょう(^_^;)

頭と体ができたら目をつけましょう！刺し付けに自信のない方は先に背中の点々を作りながら練習するのもいい方法だと思います♪

まず、目の位置を決めるために背中の割れ目を入れます。中心がずれると全部ずれちゃうので慎重に！マチ針などで印をつけておいてくださいね☆今回リアル系なので色は使わず、深く刺すことで凹凸をつけてラインを入れています。ひと刺しひと刺し深くゆっくりと刺してラインを作ります。

真ん中ラインができたら目の位置を決めやすいと思います。白の羊毛をごく少量とり指ですりすりしてこより状にします。目の位置にはあらかじめ印をつけたり、マチ針を刺して決めておきます。こより状にした羊毛を、目の位置にひと針ひと針入れ込むように丁寧に刺しつけます。刺す位置がぶれるとそれだけ目が大きくなりますのでご注意ください。また、小さいテントウムシの場合、反対側まで刺し貫いてしまう場合があるのでご注意を！

目がつきました！このテントウムシを何に使うかによって、見る角度が違うと思いますので、目の位置は、自分が使う用途によってベストポジションを選んでください！たとえば、ブローチであれば真上から見た時に一番いいカンジに見えるように、ストラップなどで横からも見る場合は上からも横からも不自然のない位置に。まぁ、本物に近い位置につければ不自然に見えることはないんですけどね(^_^;)

次は背中の点々です！

目をつけた時と同じように、黒の羊毛を少量取り、こより状にして丁寧に入れ込んできます。模様はお好きな形でどうぞ！画像のは本物のテントウムシを参考にしています。

ただひたすらに模様をつけていきます。

体がしっかりと固められていないと、ドンドン変形してしまいますので、模様をつける前に体が耐えられるだけの固さを備えているか確認してください(笑)

これでほぼ完成です！

後はお好みで触覚と足をつけます。

裁縫用の針に黒の糸を通し、頭の触覚が生えている部分に通し、ぎゅっと結びます。結び目が目立つようなら黒の羊毛でチクチクカバーすると見えなくなります。

足はレース糸を使用しました。今回は足はつけていません。

さぁ、これで・・・・完成～！！

出来ましたか・・・？？かわいいですよね！テントウムシ！！さぁ、何に使いましょうか？！(#^.^#)

ちなみにずっと見本として画像に登場していたテントウムシはアクレーヌ、今回作ったテントウムシは羊毛フェルトです。色は違いますが、色以外は出来あがりに特に差はありません。