羊毛フェルトを今から始める初心者さんがまず作るべきもの、それがフェルトボール!!
簡単ですが応用が幅広く、これができないと先へ進めませぬ~(^^)v
手順① フェルティングニードルとマット、お好きな羊毛を用意します。
何色でもかまいませんが、フェルトボールは案外かわいくてアクセなどにも使えるのでこんな渋い色じゃなくてかわいいのを選んでくださいね(笑)
手順② 羊毛フェルトの束から必要分抜き出します。フェルトの端と端を持って力を入れずにすうっと引き抜くようにとりわけます。多く取り分けるときは繊維を縦に割くように分けます。
分量はお好みですが、小さすぎても大きすぎても大変なので、ぐるぐるぎゅっと手で押さえてみて一番理想の大きさに近い量にしましょう☆写真はめちゃくちゃ少ない量でしています。出来上がりがどのぐらい小さいか見てみてください☆
アクレーヌの場合は綿状なので普通にもさっと取り出します。手順も⑥まで飛びます。
手順③ 取り分けた羊毛をねじらないようにほぐし、ふわふわの状態にします。とりわけの時のように繊維を抜き出し、元の束に垂直に重ね、また抜き出し・・・と繰り返すと簡単です。
この作業は省いてもかまいませんが、後々やりやすいと思います。
その他の方法として、ノリ巻きのようにくるくる固く巻く方法もあります。この場合、繊維が縦横になるよう、少なくとも2回以上に分けて巻きつけた方がやりやすいです。
手順④ ふわふわになって繊維の方向がわからなくなったら、泥だんごを作るようにころころ丸めます。「限界まで圧縮してやる!!」という心意気でしっかり丸めてください。
しっかり圧縮して丸めた大きさから、ふたまわりほど小さくなったサイズがおおよその出来あがりサイズだと思ってください。思ったサイズと明らかに違う場合はここで足したり引いたりして調整します。けれど後から調整できますので大体で結構です。
ね?この段階でめちゃくちゃ小さいでしょ(笑)なんでかというとフェルトボールが必要なかったので、羊毛がもったいないと思ったから(笑)
手順⑤ やっとニードルの出番です。画像のボールは小さすぎますが直径5センチほどあると思ってみてください(笑)
手で丸めただけなので最初はスカスカです。下のマットまで届くぐらいにしっかり刺して中心を固めて行きます。アクレーヌの場合、ぷよぷよの仕上がりにしたい時はこの手順を飛ばして⑥へ行きます。
羊毛は刺せば凹みます。なので同じ方向から刺し続けるとぺったんこになります。ボールをくるくる回していろんな方向から刺して、ボール状にしていきます。そんなに神経質にボールを意識しなくても、仕上げで修正できますので、まずはしっかりと固めて行きましょう。
『貫くくらい深く刺す→中心までくらいに刺す→さらに浅く刺す』 このように固まってきて刺しにくくなったら次、次と刺す深さを浅く変えて行きます。
手順⑥ あっ、クサマダラオオコビトの赤ちゃんですね!同じ色のボールに興味を惹かれたようです!(笑)
さて、手で押してふかふかしないくらいに固められたら、仕上げにかかります。再度手で力をいれながらころころしてきれいなボール状にします。細針を持っている方は細針に持ち替え、浅く、浅く表面をつつくように整えていきます。小鳥になった気分で、つんつんと軽いタッチで丁寧に表面を整えます。
しっかり固めた上で、表面を丁寧にツンツン整えればケバケバしたアホ毛のようなものはほぼなくなります。ただし、慣れとコツがいりますので最初から完璧に上手くはできないものと思っておきましょう(笑)
これで出来あがり♪ヘアゴムやストラップ、ネックレスなど色々活用してくださいね~★
アクレーヌの場合は手で丸めたら最初から浅く刺していくことで中心が柔らかくぷよぷよとした手触りに仕上がります。
★もし大きさが思ったのと違う場合、
○思ったより小さかった→新たにふわふわにした羊毛を巻きつけるように足して刺しつけて行くことで大きくできます。
○思ったより大きかった→しっかり目に刺すことで凹みますので、全体をやや深めに刺して好みの大きさまで縮めてから、表面を整えます。
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